少女たちの決意。それとは別に動いていく世界。

　　

　

灼眼のシャナII 第II巻 (2008/02/22) 釘宮理恵、日野聡 他 商品詳細を見る

千草さんの体調不良って、妊娠によるものだったのかーΣ (ﾟДﾟ;）
　
　年の差15歳の兄弟。というか多分若くて悠二母はまだ30代に見えるものね…。

　三の名前を入れる子供。そしてひいては死産だった長男。二人分生きる事を約束された子供である悠二。主人公の名前を二にしたのは、こういう意図が。もしかしたらこれだけじゃなく、今後もある程度後を引くかもしれないが。

　というか、シャナの「子供の作り方、教えて」の質問に対する坂井家の面々の反応がｗ　いつもは穏やかで動じない千草さんですら、当事者だけに動揺を隠せない様子である。

　で、困った時はという事で吉田一美に質問するシャナ。

　的確でもなく、婉曲にぼかして答える一美。懐かしい一期のシャナの裸映像。まだ本当に初期の頃で、好意も何も持っていなかった頃の話。
　昔の方が明るくお約束的なギャルゲーチックな展開とか多かったような。　今は対する二人のヒロイン共に落ち着き払っており、一種の憧れのような恋から、深く悠二を理解し、さらにはライバルをお互いに認め合っている愛に至っているような。
　
　ある意味逆にそれが怖いような気がしないでもない。現実にはこんな友情の二人はいないしね。

　手紙で思いを伝えるとは……。しかし確かに茶封筒はないだろwwwww　一美と一緒になると普通どおりの生活が。シャナと一緒になると戦い、死と隣り合わせの生活が。佐藤と田中の岐路と同じような意味がありそうだ。

　で、このギャルゲーの主人公のような悠二の前に、池の告白。結果は実らなかったけど、よく頑張ったと思う。

　そして、ついにお約束のように雪が降ってきたクリスマス・イブ。決断を必要とする悠二の前に現れたのは第三の女の子ヘカテーだった（えー

　すごいネタにしてベタすぎる展開ですが、答えは先延ばしなんでしょうか。といっても残り2話。バルマスケと、2話だけで戦いが収拾するのだろうか。それとも…。