2007-12-27 Thu 01:50
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罪滅し編第3巻。罪滅し編の主役はレナです。そして、その主役の座は後半、圭一とレナのダブル主人公という形でシフトしていきます。
様々な要因と勘違いが相まって、警察からそして園崎家から追われることになったレナ。誤解やすれ違いからとんでもない騒動に発展していくのですが、この辺りの話の組み立て方は原作も去ることながら、画がつくとより判りやすい。 漫画を描いている鈴羅木かりんのスキルも本当に鬼隠し編の頃と比べても格段に上がっています。怖いシーンを描くのが上手になりました。レナの顔芸とか凄まじいw ただ血の使い方がまだ雑なような気がするけど。 というか血が出過ぎw その割には血が中から出ているんじゃなくて、浴びたように見えてしまうのは残念。 そして、原作では判り辛かった圭一が別世界の自分の凶行を思い出す奇跡のシーン。魅音の何気ない同じ言葉から、思い出された記憶。この辺りは原作よりも、アニメよりも再現性が高い。特に声こそ入っていないものの、レナの名台詞である「私を、信じて」はアニメよりも美しく描かれていると思う。 ひぐらし、という作品がホラーじゃなくてSFだと判ったターニングポイントともいえる瞬間でした。推理物とかホラーを期待していた人には興ざめだったかもしれないけれど、自分としてはこういうネタの作り方もありなんだなぁ……と思われた瞬間でした。 3巻で終わると思ったけど、もう1巻続くようです。次は来年6月とか。その頃には皆殺し編の連載が始まって…。完結するまでにはあと5年はかかるんだろうか…。 スポンサーサイト
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2冊それぞれに中枠で独断評価を書きます。
またそれぞれに、それぞれの本を読み終えたことと、アニメ版を最終話まで観たことを前提とするネタバレ領域を付けます。
これらのネタバレ領域は例によって掲示板にもアップしておきます。
掲示板アドレス(携帯... …
2007-12-27 Thu 01:59 月の静寂、星の歌
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| 根無草の徒然草 |
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