ひぐらしの泣きシナリオこと目明し編。詩音の物語は転換期へ。
お魎を殺してしまった詩音は、魅音と入れ替わり、悟史を消した者たちへの復讐を決意する。
折り返し地点まで来た目明し編。3巻では終わらないボリュームでした。このままだと皆殺し編は5巻? 祭囃し編は6巻くらいになりそう。ひぐらし正編が完結するまで、あと4,5年はかかりそうですね。
今回も詩音の顔芸が凄まじいことになっているw 公由村長問い詰めシーンとか。漫画を描く人はそれこそ選ばれたんだろうけど、方條ゆとりの場合、普段の画とのギャップが凄まじいことになっているし。タイトルに選んだ盲信者のときの、老人たちの紛糾のシーンは背筋が寒くなりました。
あと、最後の梨花ね。あれ、別の漫画の画にありそうな気がしますw これだけ読んでると本当にホラーです。エンターテイメントというより。多分エンターテイメントは祭囃し編だけのような気もするが。
詩音は魅音と入れ替わり、圭一を餌に雛見沢の暗部を誘き出そうとしますが、実際のところは詩音がその暗部=鬼になってしまったと。今回収録は5話なのですが、淡々と惨劇シーンへの繋ぎをしていました。とはいえ公由村長の拷問シーンとか、アニメよりエグい気がします。漫画はアニメ以上に尺をきちんと取っているので、原作のビジュアル化という意味では成功している作品だと思います。
あと、アニメでは描かれなかった幼少の頃の魅音と詩音の入れ替わりの事実とか。殊更に強調しているように思えますw
綿流し編の裏返しだった、と思っていた目明し編。詩音がオヤシロさまとなって引き起こす惨劇。最終巻は来年6月。最終巻の、アニメでカットされた台詞、楽しみにしておきたい。非常に画力と構成力がある漫画家ですので。
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