今回はアザディスタンの紛争の話。

　

機動戦士ガンダム00 (1) (2008/01/25) 宮野真守、三木眞一郎 他 商品詳細を見る

　太陽光発電システムの開発→石油エネルギーの不要→中東の経済価値暴落→中東の紛争
　
　という構図らしい。300年後は石油燃料も枯渇しているかもしれないし、そうすると砂漠が多い中東地域は起こりうる可能性もある。エネルギーとしてだけでなく、プラスチックなどの原料としても石油は使えるけど、それすらも出来なくなってきたという展開か。

　さらにはそこに宗教も絡んできて、と。大いに設定としては考えられる。ただそこで一度廃した王制を復活させて、権威の集権を狙ったものの、年若い女王なのでいろいろと空回りしていると。マリナの進む道は困難の極み。その中で対立する勢力の誘拐事件が起きる。

　保守派とか過激派とかいろいろな勢力が反目しあっている故郷。そこに向かう刹那。クルジス人だからできる潜入捜査。
　刹那は日本人のようなコードネームでも、一応西アジア系の顔立ちをしていると。

　沙慈も日本人なのにクロスロードだしな。ハーフか。未来日本の姓名状況とか想像の域だからアレですが。純粋日本人がいないような世界なのかな。

　沙慈といえば、ついにルイスの母親と打ち解けた沙慈。どんどんルイス母はキャラが変わってる気がするんですが？
　ルイスも母親に沙慈を取られまいと必死ですｗ

　個人的には徐々に回を重ねて打ち解けてきた幸せになってきている彼らが、不幸のどん底に叩き落される状態になり、（例えばルイスがガンダムの抗争に巻き込まれて死亡→死に際に、宇宙漂流しかけた時に伝えられなかった言葉を伝える…）のようなことになったら、沙慈が本格的にチョイキャラから主役格にとか。陣営的にはユニオンだから、グラハムの部下になろうとするのかｗ

　グラハムといえば今日も名言？ばかり残したな。無骨なシルエットながらも、機体性能はさすが。ロックオンの射撃を悉くかわし、本来使わないビームサーベルまで使わせる。

　確かにデュナメスは遠距離射撃等射撃に特化したモビルスーツですが、それでも接近戦は想定している模様。グラハム、兄貴も驚愕の強さ。

　でも、敢えて言おう、グラハム・エーカーであると！、とかさぁ……。


　１２Gもかかると、脳味噌にきちんと酸素が回らなくなって、思考形態がおかしくなるのかもしれないな（えー　刹那と戦っていた時からその兆候はあったけど（ぇ

　
　アザディスタンで起きたクーデター。戦争屋であるアリー・アル・サーシェスの暗躍。この人は刹那に因縁がありそうだけど、いざ終盤となるとティエリア辺りに一瞬でやられそうな感じがします。

　
　最後は、刹那がエクシアでかつての自分の故郷とよく似た村の紛争に介入する。そこで刹那はガンダムに救われて一生を得た。

　しかし、刹那が紛争介入を終えたあと、そこに生き残った者はいなかった。

　オレは、ガンダムになれない……。

　オレはガンダムだと、以前ネジの緩い発言をしていた刹那の真意が覗く一言。まさにこの一言の為の伏線だったという他ない。

　今回は刹那とマリナの接点はなかったけれど、アイルランドで会った時はあまりに唐突過ぎたけど、少しずつお互いを気にかけ始めているような流れですね。


　とりあえず、ここまで総集編がないのは素晴らしい（ぉ　今回は王留美が出てきたので満足です（ぉ　　アレハンドロ・コーナーの付き人って、本当にただの付き人なのか。というか三すくみ＆ソレスタルビーイングの戦いなので、明確なラスボス候補もいない今、どう収拾を最終回に向けてつけるのかも楽しみなところではある。