ついに祭囃し編でもっとも熱いシーンが。


　

ひぐらしのなく頃に解 捜査録 -紡- file.02〈初回限定版〉 保志総一朗、中原麻衣 他 (2007/10/24) フロンティアワークス この商品の詳細を見る

　のはずなんだけど、思ったより盛り上がらなかったなぁ…。

　
　入江脱出。そして園崎家での部活メンバーVS山狗の攻防。意外にあっさり進んでしまった。

　何というか地の文が原作ゲームは長かったし、原作者の竜騎士07先生の腕前も明らかに最初に比べて上がっていたので、魅せられる文章を紡いでいた。

　あとはサウンドもイマイチ心に残らないので、盛り上がりに個人的に欠けたと思う次第。声優の声を生かすために、どうしても音楽が弱くなってしまった印象。

　どうせならもう1話くらい余裕があるなら、それこそ原作並とは言わずとも、それなりに時間をかけて赤坂VS小此木もやってたかも。徹甲弾もフロント割るのもそれはすごいけど、原作ではバンのドア打ったら、その逆側の窓ガラスまで割れたって感じだったし。

　原作のはっちゃけすぎというかムチャクチャなのですが、それでも問題なかったしね。
　原作のは、畳み掛けるように地の文が続いていたから、それを抜かしたら案外こんな感じなのかもしれない。確かに今までのひぐらしのなく頃に解の中では、もっとも戦闘に力を入れていたシーンだと思うけれど、ちょっと寂しい感じです。

　原作ゲームでは小此木がかつて大臣誘拐に関わっていたりしたけど、第一期は、まだ祭囃し編自体が発売されたばかりで、五年前に赤坂と小此木が戦ったという設定は生かせない。

　ただ漫画版は人相が小此木になっていたので、暇潰し編の方が祭囃し編を描くのであれば期待できそう。


　そういえば赤坂は敵に変装して紛れ込んでいたのね。その後着替えている赤坂とか想像するとちょっと笑えます。原作は立ち絵変わらなかったからなー。

　
　赤坂による梨花の救出。そして、悟史が生きているという事実。次回は二手に分かれて反撃開始。

　しかし、機関車トミーもカットされたし、イリーのメイドインヘブンもカットされるんだろうなぁ…。惜しい。

　
　詩音はあくまで詩音。魅音は詩音じゃなくて、魅音。詩音に伝えて、じゃなくなったのは、第一期で園崎姉妹の幼少の頃の入れ替わりをスルーしたツケが来てしまった感じ。

　やはり、原作を超えるのは難しいだなぁ…と思われた回でした。