始まった当初も、元ネタから比べるとトンでもない展開だったけど、終わってみれば、やはりトンでもない方向に行ってしまったような。

　

アイドルマスター XENOGLOSSIA (1) 花田十輝、竹内浩志 他 (2007/07/27) バンダイビジュアル この商品の詳細を見る

　アウリン浮上。ヌービアムの核を取り込んだことによって、世界に悪影響を及ぼし始める。

　春香たちモンデンキントは、他の四機のiDOLの核をアウリンと接触させることによって、アウリンの安定化をはかる。

　真もふつーにヒエムスと共に復帰してます。あずさの遺志を継ぐ決意。制服をさりげなく持っていかれたときの慌て振りはｗ　シャワールームに替えでも置いてあったのだろうか。


　三機＋テンペスターズの核を持って、打ち上げられる。が起動まででよいのに、春香、伊織、真はiDOLと共に宇宙へ。

　ここで最後まで残っていたロストアルテミスの欠片との最後の戦い。

　アウリンの扉を開くために伊織と真は率先して立ち向かい、機体が爆発してしまう。


　まぁ、多分死なないとは思った。これ以上の死はごめんだと思っていたし。

　アウリンを破壊するために、インベルもついに男にｗ　春香のリボンひとつを土産に。

　ロボットと人間の少女の恋物語という風にも表せるのかな。やよいに言われた時に、普通に「彼氏」と紹介していたし、やよいも特に突っ込まなかったｗ

　というか最後まで着ぐるみ芸人だったな…。どこから調達してきたんだか…ｗ

　春香は最初のペンギン。なにげに一番よく春香を理解していたのはやよいだったのね。泣きそうなのを我慢している、というだけで会いに来たりとか普通電話越しで分かるだけでもすごいし、命の危険があるけど駆けつけるところは胸が熱くなる。誰にも見せないように宇宙に赴く春香を思い、泣くところとかも。


　アウリンは消滅。最後に飛散した白い光は花弁のように地球を包み込む。続けてかかる2つのOP曲が印象的。

　最後は春香が新しい春を迎えて終了。最後、伊織、真。そして雪歩の無事が分かったのはいいのだけど、写真はあったけど動いていて普通に生活している各メンバーの様子があれば、なお安心したかも。

　とはいえ、これは春香のインベルの物語だから良かったのか。

　春香は宇宙を見上げ、宇宙から春香とついでに守った地球を見守るインベル。宇宙まで飛び出していった構図がまたもやエヴァのようだったが（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ


　終盤のジェノサイド的雰囲気もありましたが、よくまとめ上げたものと思った。原作とはまるで違うものなのに、きちんとロボット物＆独自色を出していたのは流石はサンライズというところだろうか。

　終わり方としては今期見ていたアニメの中では、今までの話運びは上手かったし、爽快感があった方か。他がクレイモアとスクールデイズだから比べるのはアレなのかもしれないが。ただ広げていた風呂敷が強引に回収されたともいえるかもしれないですが。


　とりあえずスタッフ、キャスト皆お疲れ様でした。レビューを追いかけてくれた皆様もお疲れ様でした。