これは、予想の斜め上を逝く凄い展開だったなぁ…。ニコ動でようやく補完できた。あのセリフは今年一番のインパクトあるセリフだ。

　

School Days 第1巻 通常版 上江洲誠; ごとうじゅんじ; 平川大輔; 岡嶋妙; 河原木志穂; 井本恵子; 永見はるか (2007/09/26) エイベックス・エンタテインメント この商品の詳細を見る

　本当の意味で真似る「鋸少女」とか出てこないでほしいよ、マジで。


　クリスマスイブに再会した誠と言葉はそのままディナーから誠の家に。そこで世界と鉢合わせて修羅場になる。

　というか誠の気が知れんなぁ。ここぞとばかりに自分を弁護する言葉に流されるままにキス。これには世界も精神崩壊。おまけに言葉の紹介で病院を勧められる。

　当然堕胎用という事だよね。何というか女は怖い……。


　ついに思い詰めた挙句、世界は凶行に走る。誠の家で、誠を包丁でメッタ刺し。五、六回は刺したね。というか今までいろんな人を傷つけているからある意味報い。

　流石に今までが今までだったからなぁ…。ここまでは「我が子へ…」の終わり方と同じだが、テレビ版はさらに上を逝く。

　凶行後、絶命していた誠を見つける言葉は、再びヤンデレ化。とはいえ治っていたとは思えないが。

　誠の携帯で世界を学校の屋上に呼び出す。言葉が示すバッグには、誠の生首が……。


　(((((((( ；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

　そして、言葉は世界が本当に妊娠しているか確かめてあげますよ、といいつつ、ノコギリで世界の頚動脈を切り裂く。

　ま、ここまでは予想の範囲なのだけど、凄惨なのはその後。


　頚動脈を切ったから血が流れるのは分かるのだけど、やたら量が多い。多いと思ったら、次のカメラアングル。おかしな角度から言葉が映ってる。


　
　……中に誰もいませんよ




　画面まっくらにして、セリフのみ。言葉を見上げるこのアングルは…。

( ﾟдﾟ)


(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ



(;ﾟдﾟ)




(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
　






　子宮切開かよ!!!!(((((((( ；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ


　凄惨ここに極まる。これは確かに事件に関係なく、放送できなかったんじゃないの？と思う。ある意味、各局の反応はもしかしたら例の事件が起きたからじゃなくて、本当の意味で放送することができない内容だったから、じゃないだろうか…。


　人間のマイナス方面の想像力の恐ろしさを見た最終話だった。でもすごい満足した作品だったな。良い意味でも悪い意味でも期待以上だったし。

　最初、心温まるラブストーリーを何も前情報知らないで見始めた人はトラウマになりそうだが…。


　そして、言葉は生首誠とボートに乗って無理心中。Nice boat.げ現実になってたwwwww


　そして月日は巡り、学園は三人がいなくなっても元通りになっていた。ある意味人間て図太いというか何というか。とりあえず三人が死んだ？いなくなった？のは知っているだろうに、こうしていつも通りのスクールデイズは続いていく…。


　ゲーム版の２大バッドエンドをこれでもか、というくらいに上手にまとめ上げて、さらに強烈すぎるアクセントを加えるとは……すごすぎるスタッフ…。確かにこれは放送できなかったと思うよ…。

　果たして、PS2版は売れるのだろうか。それは結構心配だｗ