このタイトル。なにげに深い意味があるような。

ひぐらしのなく頃に解 捜査録 -紡- file.01〈初回限定版〉 坂井久太; 川瀬敏文; 保志総一朗; 中原麻衣; 雪野五月; かないみか; 田村ゆかり (2007/09/21) Frontier Works Inc.(PLC)(D) この商品の詳細を見る

　強い意志を持っているのは、沙都子だけではなく、三四もそうである、と。

　前半は皆殺し編前半のクライマックス。沙都子を苛む村の因習がついに取っ払われた日。

　圭一という新しい風が残らず害虫を吹き飛ばしたのだ。


　電話越しの遣り取りは、大事なところはちゃんと残しておいてくれたように思う。ただやはり声はあっても、BGMのあるなしは違うのだなと再確認した。

　悟史が帰ってくるまで助けを求めずに耐えるのではなく、自ら助けを求めるように手を伸ばし、助けを叫ぶ事。それが今までにない強い意志となり、鉄平の帰宅という最悪の運命の袋小路を突き破るのだった。

　悪夢から解放されて、一転。さらなる悪夢が梨花を襲う。

　ついに姿を現した黒幕の鷹野三四。

　三四の造形が非常に美しく、妖しく描かれていますね。富竹は毎回彼女によって殺害されていたのですね。

　なにげにベッドの上でとか辺りが二人が深い仲であるのを表しています。恋人である富竹を殺してまで彼女が示そうとする強い意志の正体は何なのだろうか。

　富竹は処分されたはずの雛見沢症候群をL5を発症させる薬を投与されて自死。鬼隠し編とかで入江が「ありえない」と言ってたは、症例ではなくて、廃棄したはずの薬が残っていた、そしてそれを誰かが使ったという事実だったのですね。

　オヤシロ様の祟りは、人為的に引き起こされたものだった…。

　謎が徐々に明らかに、そして、鷹野三四の魔の手は、梨花の直ぐ側まで迫っていた…。


　終末作戦の開始。Xデーの日は近い…。