そして、理樹と鈴は何度目かのループ世界へと舞い戻る。あの惨劇の現場へと。
あの時、逃げずにみんなを助けていれば。その一念に突き動かされ、自分たちも負傷しているにも関わらず、二人は手際よくバス事故に遭ったクラスメイトたちを助けていく。
そして、そこには何故か一学年上の恭介まで。恭介のことだから面白がってナイショで着いてきたのだろう。そして彼までもが事故に遭ってしまったのだ。
何度も見た最悪の結末は、バスのガソリンが引火して理樹と鈴以外全員が死亡するという結末。それを理解しつつも、二人は救助作業を行っていく。
そして、ついに漏れ出していたガソリンの口を塞いでいた恭介を助け出し、乗っていた全員の救出を完了する。
ようやく、二人は悪夢から解放され、繰り返す世界から解放され、喪った全てを取り返したのだった。
事故後、少しずつ教室に帰ってくるクラスメイトたち。中には葉留佳のような別のクラスメイトもいるけれど。
そして、彼女らヒロインたちもまた繰り返された世界で得た何かによって、それが現実に影響を及ぼし、少しずつ以前とは違う未来を歩んでいるようだった。
クドは離れた母親との仲がより親密に。葉留佳もまた双子の佳奈多と仲がよくなっていた、という具合に。
全員が戻ってきていた。あと一人を除いて。ただその最後の一人は、必ず帰ってくるに違いなかった。彼がリトルバスターズのリーダーなのだから。
だから、もう一度始める時も、彼の一言があればこそ。
もう一度、修学旅行に行くぞ! 今日も期待を裏切らず窓から入ってくるその少年の言葉と共に、新生リトルバスターズは、みんなで海を目指して修学旅行に出かけていった。
〆て30時間。繰り返し繰り返しやらないとCGが全部埋まらないという点がありましたが、とりあえずコンプリートしました。
EDがOPと同じでした。確かにリトルバスターズの〆としては、また新しいリトルバスターズが生まれたということを表したかったのではないかと。それはとても相応しいことのように思えた。
フルボイスの威力は物凄かった。声優陣はとてもキャラクターに合っていたと思う。特に鈴やクドは良かった(´ω`*)
BGMも秀逸でした。ボーカル曲はどれもよかったですが、やはりOPが一番いいかなぁ。ノリやすそうな曲ですし。
シナリオはループ部分が多かったですが、AIRの倍はあったらしい。声を聞いていたらそれくらいにはなったかもです。
とにかく面白いゲームでした。特にミニゲームの野球には燃えた。
あとはこれの18禁版が出るかどうかですが(えー 中の人次第では出るかもしれませんが、これは期待したいところです(ぇ
スポンサーサイト