2007-09-01 Sat 03:15
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前作「ひぐらしのなく頃に」を受けた竜騎士07の最新作がついに登場。
時は1986年10月4日。舞台となるは大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する伊豆諸島の六軒(ろっけん)島。年に一度の親族会議を行う為に当家の親族達が集結しつつあった。しかし、島で待っているのは当主死亡後の財産分割問題という親族同士に暗雲を呼び込む議題。そして、それ以上に。まるで島に彼らを閉じ込めるかのように台風が迫りつつあった……。 詳しくはここを参照。 今回は雛見沢村のような過疎の村ではなく、台風が近づく絶海の孤島。たった二日間で起こる陰惨な事件。これでもかというくらいによく人が死ぬゲームでした。 以下ネタバレ
恐らくは「ひぐらしのなく頃に」に続く連作物の第一話なので、恐らくは主人公サイドの全滅エンドだろうなと思っていましたが、その通りでした。 今回も登場する千年の魔女ことベアトリーチェ。神曲を書いたダンテの恋人とされる人物。どことなく彼女を形容する際の右代宮金蔵の台詞回しがそれっぽかったな。 前作でもフルデリカ・ベルンカステルという魔女がいたけど、今回の敵は圧倒的な魔力を持つ魔女。この作品はホラーサスペンスというよりはファンタジーだからな。 前回は強固な意志を持った人間鷹野三四。今回の敵は何度でもタイムループができる魔女ベアトリーチェ。さてその決着はどうやってつけるのか? 黄金10tを隠したとされる碑文。次々と起こる殺人の方法。そして密室トリックなど。最終的には描写はされていないものの、登場人物18人全員が死亡してしまう。 〆の文章は、「ひぐらしのなく頃に」の鬼隠し編の圭一が残した手紙と同じ文面。まずはオープニングということですね。 非常に凝られたゲームに進化してました。ムービーやお茶会演出など、局所的な演出力は向上したと思います。 文章力も前作の鬼隠し編に比べると間違いなく上がっているはずなのだけど、個人的には「ひぐらしのなく頃に」の鬼隠し編のインパクトには及ばなかった、というのが正直なところ。 やはり前半のドタバタコメディパートとの落差。さらには身近な友達が襲い掛かってくるという恐怖。オヤシロさまの祟りという不可解な連続怪死事件。そして極めつけはレナのあの目なのだけど。 音楽もゆったりと静かな曲調が多かった。とても美しい曲揃い。それでいてとても迫力あるのもある。これらもいつかTRPGに使いたいなぁ。でも文章に夢中になっててあまりきちんと聞いていなかったw 演出も飛んだり跳ねたり、はじけたりする分が少ないせいか、ちょっと大人しめ。ただガラスの割れる演出とかは最初ビビったけどね。 すでに人間が犯人である要素はほとんどないみたいだが、敢えて人間が犯人であると思いたいな…。でも前作でも羽入みたいな存在も出てくるしな。どうなるかは分からない。 最初の被害者の6人が本当に死んでいるのかは考えた。とくに顔を潰す必要とかないから紛れて生きている可能性だってある。そして犯人は男性の可能性が高い。 すると郷田かな。あそこで死んでいたのは服を取り替えた金蔵で、その後運び出され、ボイラー室の焼却炉に投げ込まれたと考えられるのでは。燃えていたのは着ていた服すらも分からなくするためではないか。そして屋敷を縦横無尽に出入りするのはやはり使用人じゃないと無理だと思う。 郷田はこの六軒島に来る前に、前作の山狗同様なにか特殊な訓練を受けた人間だったのではないか? そして彼が振舞った料理にはもしかしたら幻覚作用のあるものでも混ぜていたのかもしれない。 真里亞の蒸発した父親というのも気になる。それがもしかしたら郷田なのかもしれない。 それと闇の中で金色に光る蝶だけど、昔金田一少年にも同じような黒死蝶という蝶が出てきた。これは昼は黒いんだが、夜になると光り輝く夜光蝶と呼ばれる存在になるもの。これは死体に群がる性質があるんだとか。もしかしたらこれもそのまま流用というのも考えられるかな。 碑文に関しては地理的なものではなく、家系図とかに関係すると思う。ちょっと頑張って謎を解いてみたい…。 他戦人の母親の死とか謎のまま。多分飛行機か水難事故死だと思う。病死ではないと思う。 また新島の空港が出てきたが出てきたけど、これは正式に会社として始まったのが1987年からのようですが。事件の翌年なんだよなぁ…。これ、誰かの妄想ってオチはないよね? まだ序盤。とはいえ正直鬼隠し編ほどのインパクトはなかった。怖いもの慣れしたという事なのだろうかw キャラクターもまだ似たり寄ったりの部分が多いが、数をこなせばいずれキャラたちが一人歩きを始めるだろう。 とりあえず紗音かわいいよ紗音(*´Д`) というか女性キャラはみんな胸ガガガ(*´Д`) 竜騎士07先生は巨乳スキーなのですかね(ぉ スポンサーサイト
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