10個のシナリオそれぞれに
第○章とかつけておくのって、
選択肢の意味が無にされていませんか? だって予め第零章から最終章まで決まっているのなら、その順番どおりにやるのが、セオリーなんだって誰もが思うような気もするし、原作に沿って話が進んでるから、目明し編はどうしても綿流し編の後になくてはいけない。澪尽し編はどうしても皆殺し編の後にしなければならない…。
誰だって第○章と決まっているなら、その通りにやろうと思うし、それがすでに一本の道となり、正規ルートとなってしまう。いわば他は横道というか邪道。正道でないともいうか。
なので選択肢があるなら、第○章なんてタイトル付けは特にいらなかったんじゃないかと思われる。ただし、選択肢がないと単純なPC版の移植そのままになってしまうので、あまりよろしくないね、という話。
さて横道に逸れたので、暇潰し編。
昭和53年の確かに第零章ともいうべき話にて、全てが終わった後での話。たぶん鬼隠し編~祟殺し編までやってないと分からない話。というかたぶん暇潰し編を先にやると、祟殺し編の興味の大部分が削がれると思うのだが。特に梨花が殺されてた辺りの件が…。
アニメ版ではカットされた麻雀対決の部分とか熱かったw ただ中の人の小野大輔さんの声は低いので(そういう設定かもしれないが)、甲高い大石の声に消され、時に通常設定のBGMに掻き消されとちょっと印象悪いw それでも澪尽し編では活躍してくれると信じてw
やはりまだ小学校上がりたて?の梨花が可愛らしかった。田村ゆかりさんが幼い梨花と、そうでないときの梨花を上手く演じ分けてたな。
月夜の自分の死へと続く予言は圧巻でしたな。
で、シナリオを読了して分かったのが梨花ちゃんの昭和58年当時の年齢って、恐らく小6くらいと判明。知恵先生は昭和53年段階から居たみたいな感じとか。
ただ読み終わった後、こんな感じだったかと思った。というのも暇潰し編に関して言うと、漫画版が一番上手く話がまとまっているように思えた。というか恐らく漫画版に声優を脳内再生するのがきっと一番話として面白いんじゃないかと思いました。
暇潰し編のシナリオの出来は
70点くらい。なんか最後の温泉旅館辺りの話は、ぐっと泣けてきた。ずっと押さえ押さえだった小野さんの控えめな叫びが、キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
というか茶風林さんの大石はもうスゴい。これに尽きるような。それと大臣の孫を攫ったのは、ちゃんと小此木だったのかな…。
いつか成長した犬飼孫が昭和58年の雛見沢を訪れるとか、そういう二次創作書いてみたくなったw あと電話ボックスの話とかね。鬼隠し編、暇潰し編、祭囃し編とか重要なアイテムとして登場するよね、電場ボックス。
PC版に負けずといいBGMを選んできてますね。BGMはどれも馴染んできたのですが、同時に元のフリーの音源もレベルが高く、さらにはそれをチョイスした竜騎士07さんの選曲センスがいいんだな、と改めて思わされました。
これで盥回し編→鬼隠し編→綿流し編→祟殺し編→暇潰し編と「ひぐらしのなく頃に」に該当するのはクリアかな。続いて園崎詩音主人公の目明し編に移ります。これ終わった時本当に度胆抜かれたよ…。
でも、あの冒頭の
Thanksがかからないのは、やはり
残念というか遺憾 ひぐらしのなく頃に解のテーマといってもいい、Thanksとyou。これに派生した曲も多いし。これだけはカットせずに残しておいてもらいたかったな。
とはいえあとはBGMの使いどころだと思う。どれだけ効果的な演出と、BGMの挿入かによって印象は変わるのだし。目明し編のラストとか、罪滅し編のラストの辺りとか注意して聴きたいところ。
さてということで今は目明し編。詩音の学園脱出の辺りまで。シナリオはまだあと2/3くらい残ってるんだろうなぁと予想…。
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