2007-02-25 Sun 03:33
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まず第一章ということで、盥回し編終了。
終わった時、 ( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシゴシ ( Д ) ゚ ゚ …!? が正直な感想。悪い意味で。何というか、この盥回し編を第1話に持ってきてしまったら、ひぐらし初プレイの人は、完全に( ゚д゚)ポカーンである。 以下ネタバレ感想に続きます…。
ラストシーンの魅音登場も唐突で何とも……。ただある種胸が痛くて居た堪れなくなったのだけど、あれは絶対に最低でも祟殺し編の後くらいに出現するシナリオじゃないと意味がさっぱり分からないんじゃないだろうか? 特に雛見沢大災害がいかに悲惨なものか、という描写は必要なんじゃないだろうか? 要するに分かりきっているけれど、このゲームはPC版を読了した人、アニメ版を視聴した人向けです。ある意味、ファンのための作品といってもいいと思います。そしてまずPS2ゲームから入る人は少ないだろうから。少ないと言っているのは、私の友人がPS2版から入る予定だからなのですがw とはいえ最後のシーンだけは良かった。村が全部滅びて、それでも魅音だけが地下牢にいたために生き残った。そして記憶を失い、ずっと部活メンバーと部活を続けているユメを見ているのである。トランプを人数分切ってる辺りとか、もう…。・゚・(ノД`)・゚・。 とはいえこの盥回し編、よく分からなかった。原作的には鬼隠し編+綿流し編+目明し編を足して3で割って、三シナリオの要素を集めておいて、中途半端に打ち切った、という印象。 圭一はKOOLにならず凶行に走る一歩手前で止まり、日常を謳歌し、詩音による連続殺人も起こらず(起きたのかもしれないが描写なし)、最終的にデウス・エクス・マキナ的要素で片付けてしまい、何もかもあやふやなまま終わる。まさに盥回し状態というところか…。というか始まる前に終わってしまっただけなのかもしれない。どちらかというと肩透かし編(えー 聞くところによると、どうやら竜騎士07氏とライターが違うのね。原作者監修と言っても見落としもあるだろうし、以前から書いている沙都子のレナ発言はミスの可能性があるなぁ…。 簡単に評価するとシナリオ的に盥回し編は50点くらい。ちょっと合格点とはいえません。まぁ元々不条理で、1話ではすっきりALL解決といかないのがひぐらしなのですが、まさに昇るだけ昇って、ハシゴを外された感じでしたし。公由夏美も序盤出てきたけど、その後全く関わりがなかったので、大して意味がないのかもしれない。他のシナリオで重要人物になってくれるといいのだが…。 そういえば物語中に圭一たちが中学生という描写があったな…。竜騎士07氏は暈してたけど、これが公式ということでいいのかな? ただ評価する箇所というのなら、盥回し編は二箇所。魅音の問い詰めの誰ッ!?の演出。あれこそひぐらしくおりてぃ(・∀・) あの魅音(詩音)の目は、本家綿流し編の目に比べれば怖くないですねw rato氏の画は萌え系の画ゆえに、やはりあまり怖さがないのがな…。 そしてエンディング付近の病院で記憶を喪失し、部活を続けている中学生のままの魅音。これはPC版をしている人ならその切なさが分かるし、何より中の人雪野五月さんの演技力が素晴らしい。 アニメ版のひぐらしでも雪野さんの演技力は、レナ役の中原麻衣さんと同じくらい出番の多さもあるけれど抜きん出ていた。というか今は芸達者な声優が多くていいことですが。 声優陣に関しては全般的に文句はありませんな。他の9編も楽しみにしておきたいところです。 次は鬼隠し編ルートでもやってみようかな、暇潰し編はできるようになったみたいですが、やはり鬼隠し編、綿流し編、祟殺し編と順番に読んでいった方が良さそうです…。でもそれだと選択肢の意味なし…。 ちなみに好きな箇所から再生できるみたいな機能はついているのかな、かな? その辺はちょっと気になるのですけどね。 ひぐらしのなく頃に祭 お持ち帰りぃ~セット(限定版) / PlayStation2 スポンサーサイト
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