今回もまた話の展開が早かったなぁ…。

まずはAパート。
美人局の計画を練っているリナと鉄平を目撃したレナは急いで家に帰る。そして保管してあった通帳からすごい額のお金が引き出されているのを知る。

かっと目開くレナ。この辺りの焦りというか、ぎょっとした表情がよく出来ていたと思った。


話はまさに怒涛の如く進んでいく。

有限の幸せについて語るレナ。幸せになる、というコンセプトは罪滅し編では重要なファクターのはずなのだが、後述にもなるがゴミ山での告白シーンといい、どうもその辺のインパクトが薄い。

どうしても、幸せになりたかった…というような悲鳴が聞こえてこない。単にそれは尺の問題なのか、映像だけの過去の回想では視聴者がそこから想起するのが難しいだけなのか…。


レナと圭一のやりとりもヌルい。ついでにいうとゴミ山でのやり取りもヌルかった。それでもレナ演じる中原麻衣の時々見せる強がっている片鱗みたいのはよかったですねヽ(ﾟ∀ﾟ)ノ


そして、家に帰ればリナが待っている罠。そしてゴミ山での衝動的な殺人。この辺りはリナの非道ぶりがうかがえますが、いざ映像にするとグロいなぁ……(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ


平手打ちに、怯んで尻餅ついたところを蹴り、さらには馬乗りになって首を絞められてしまうレナ。が、ガラス片をリナの腹に突き刺し形勢逆転。さらに過剰な反撃に出る。
落ちていた鉄パイプを拾って、リナに襲い掛かるレナ。


無論相手も殺す気でかかってきたので、何の躊躇いもないのかもしれませんが、この殺人に至るまでの一連の描写の上手さは「ひぐらし」の特徴。

　顔を覆う影といい、狭まる瞳孔といい、いい演出が続きます(((((((( ；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

そして、頭はすでに原形をとどめぬほどに……((((((( ；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ


頭蓋骨陥没とかのレベルじゃなくて、顔が潰れてますからね。血が飛び散り、リナをとりあえずゴミ山の壊れた冷蔵庫に納めるレナ。


そしてその帰りに家に押し入っていた鉄平を発見する。もう目が完全に混濁としてます。鉄平をゴミ山に誘き出し、鉈で殺害。脳天を後ろから真っ二つ…。なんとも血生臭い前半パートでした。



そして翌日。レナは死体を分割する。何かモザイクかかってましたね…。エンディングの後の画像もモザイクかかってて怪しすぎｗ


それは本当に不幸な偶然。たまたま宝探しをしていた部活メンバーが見つけてしまい、そして第壱話冒頭のレナの告白シーンへと繋がる。


この告白シーンでは、レナが部活メンバーを呪うように罵倒する場面がゲームではあったが、軒並みカットされている。悟史のことも話題に上らない。去年のことを…持ってきて彼らを責めるシーンがまるで抜けている。これでちょっと今後の展開が不安になった。


泣いているレナのﾊｧ?(ﾟДﾟ)y─┛~~　私が?　いつ?という受け答えがよかったです（ﾏﾃ


圭一とレナのやり取りは、ゲームでも印象に残っているシーン。この辺はもっとちゃんと描いてほしかったなー。ゲームでも珍しい一枚絵が出て気合い入ってたのに…。レナはもっと大泣きしてよかったんだと思うな。


イマイチ部活メンバーの、とくに圭一の熱さが伝わってこないし、見ているかぎりじゃレナが「悩みに悩みぬいて、もうどうしようもないから」殺人に及んでいるようには、全然見えない(´・ω・`)　

ほんと、ついカッとなってやってしまった。そんな短絡的な犯行にも見える。要するに描写不足です。


そしてみんなで死体を隠して、綿流しのお祭りに。何やら怪しい刑事がおりますが…ｗ


要点は捉えているけれど、イマイチ熱くなれません。抜けてる箇所もつもりつもれば全体の質を落としかねないということでしょうかね。とはいえ小説の映像化の難しいところですが。


次回は34号文書。レナの殺人で一山ようやく終わったと思ったら、また……。次回はどんな話の展開になるのか…。


何か、罪滅し編は、独立した話のまま終わってしまう気配がしてきたなー。ひぐらしのなく頃に最大のカラクリが暴かれる物語なのですが、その辺すらもスルーとかしないかな、かな？


単なる殺人＋ミステリアニメの連作に終わらないことを祈りたい…(´・ω・`)

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