根無草の徒然草戦場のヴァルキュリア第二十二章「とまどい」

2009-09-02 Wed 01:09

ナジアルで辛くも勝利を収めたガリア軍。しかし、アリシアは正規軍の監視下に置かれてしまう。
心配するウェルキンだが、面会謝絶を言い渡され未だ会えずにいた。営巣に収監されたファルディオの元を訪ねたウェルキンは、親友が犯した衝撃的な事実を知る。亀裂が入る友情。そこへ、追い討ちをかけるように、第7小隊隊員たちから話があると言われる。
一方、ゲルビルとセルベリアの力を持ってしても敗北してしまった帝国軍。追い詰められたかに見えたが、マクシミリアンは底知れぬ笑みを浮かべ、次なる作戦を進める……。

　

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千葉進歩井上麻里奈

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　人間離れした力を持ったアリシアは、正規軍に利用され…。

　ひじょうに考えられるパターンですな。本人の意志など関係なく。

　さらには周りが遠のいていく。そのバケモノみたいな力の前に。

　ウェルキンは最後まで傍にいてあげてほしかったけれど。だいぶ自分の気持ちをストレートに言えるようになったなぁ、という感じでしょうか。

　さて、それにしてもこれだけ追い詰められた状態で、まだマクシミリアンは策があるのか。おそらくそれが最後の闘いにはなると思われるが。

　アリシアとセルベリアは同じ孤児院で育った……というか研究所の間違いでは？　そこでアリシアにやさしくしてくれた少女が敵とは、皮肉なものですな。

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