2009-07-11 Sat 15:03
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『…あるわけがない…彼女は死んだ…
俺がこの手で…なのに、生きてるだなんて…』 玲二が目を離した隙に梧桐組の室戸は殺された。 殺害現場から足早に立ち去った女… 一瞬だけ見えたその顔は…エレンに似ていた…。 「そんなはずは無い…」 頭ではそう思うが、体は驚きで固まり逃げられてしまった。 完全な失態…。エサだけ取られた釣り針の立つ瀬は無かった…。 またしても舎弟を殺された梧桐は激昂。 梧桐の信用を取り戻すためクロウディアは、 3日後に犯人を差し出すと梧桐に約束する。 3日後…ホテルの一面ガラス張りの会議室で梧桐組のインフェルノ正式加盟が決まる。 その時、敵は必ず動く。 そう踏んだクロウディアは玲二にもう一度指令を与える。玲二に課せられたのは、無謀とも思える狙撃手を逆狙撃するカウンタースナイプ…。 二度目の失敗は絶対に許されない…。
死んだと思われるエレンの影を見た玲二。 サイス・マスターもうろちょろし始めてるけど、志賀とかはやはり知らないで雇ってるんだろうなぁ…。 キャルはどんどん暗殺者としての片鱗を見せ始める。偶然拾った家出少女、方便のためについた嘘がどんどん真実になっていく。 狙撃のための吹流しをあっさり見つけたり、狙撃について冷静に分析したりと。すごいなぁ…。しかもまだこんな年端も行かない少女が、てのがまた…。 買ってあげた時計。こういう硬そうで、胸にしまえるのって、銃弾を受け止めたりするのがセオリーですよね。 ランディ・ウェーバーの狙撃を食い止めた玲二。しかし、これまでの読みは相手が並みの相手だからこそ、成立する。玲二と同等かそれ以上の――ファントムであるならば、もっと警戒するべきだったのだ。 裏で糸を引いているのは、志賀のような気がするが…。 スポンサーサイト
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| 根無草の徒然草 |
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