アヴァロン城の外に広がる激しい戦いの跡地。
　リアンノンは戦いで倒れたゲール族、そして帝国軍の戦士たちに手向けるため、花束を作りひとり彼らを弔っていた。
　だが運悪く、敵地を視察するために森を訪れた帝国の将軍ガイウスと副官デキムスに出会うってしまう。リアンノンが帝国軍に連れ去られたことを知ったアルサルたちは、急いで助けに向かおうとするが、アロウンはそれを引き止める。
　そしてひとり瞑想するため部屋に篭るのだが……。

　

ティアーズ・トゥ・ティアラ【2】 [DVD] (2009/07/15) 大川透後藤邑子 商品詳細を見る

　リアンノンのやさしい心が、人々の心を変えていく。

　今回は戦争がない話ではあったものの、心理戦というかどこまで行ってもゲール族と帝国は相容れないんだなぁ…ということが分かったエピソード。

　ただそれを変えていくのは、人なのですが。慈愛に満ちたリアンノンでさえガイウスの言葉をきちんと返せなかったし、やはり戦うしかないのかな。

　それにしても帝国兵たちもあっさりリアンノンに魅せられている模様。食事作ってもらったりとか、結構打ち解けるの早いなぁ…と思った。

　最終的にはアロウンによって操られて帰ってきたリアンノン。タリシエンがいなかったら危なかったけど。

　リアンノンが妖精に近いのは、回復魔法が使えたりするから？　それ以外にも血筋が関係してくるのかもしれません…。