最後は、大団円。

　ゲーム版でいくつか未消化に思っていた事が、ようやく解決もしました。

　

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　まずは幻想世界の終わり。最後まで何の意図だったのかはあやふやだったのですが、要するに現実世界と並行している世界であるということ。何せゲームプレイはすでに６年も前なのでかなり忘れてるのですが。

　ロボットが朋也で、女の子が汐。ゲームではそこまで裏付ける台詞回しとかなかったからな…。

辛かった。喪う事が怖かった。だから、出会わなければいいと思った。

　でも、その想いを払拭する朋也。今がたとえ絶望の底であったとしても、渚の出会いを無かったことにしたくないと思った。
　
　その思いが、最後に奇跡を起こした。

　そして、現実に引き戻されて。無事出産を終えた渚。分岐まで戻って、と言う感じか。ひぐらしもそんな感じだったな。
　
　街に翻弄されることなく、ようやく幸せな未来に辿り着いた朋也たち。そして窓の外には光。

　これ、ゲームだと雪に見えて。しかも静止画だから降ってるのか、昇っているのか分からなかったから、ようやく「光」であることが認識出来た。

　そして、最後登場人物のその後を五年間ダイジェストで。渚が死ななかったので、非常に優しい父
親になっている模様。本当に幸せそうだな…。目元の皺とかもないですし。

　各人の五年後。芽衣とか一瞬分からないくらい成長してたな（*´Д｀）　智代は相変わらず一人。ことみは海外で学者。車運転できたのがちょっと不思議（ぇ　朋也父は出て来なかったけど、多分渚がいたことで早々に和解して、故郷に帰ったのではないだろうか。母であるフネさんと一緒に朋也たちを出迎えるような画はほしかったけれど。

　で、最後は風子による〆。ゲーム版を引っ張り出して、プレイしてたらほんとそのままの台詞回し。怒らない公子さんは本当に人間が出来てるなｗ

　最後は、風子と汐が出会うところで終わり。メニュー画面に出てくる女の子は、汐だった、という公式設定なのかはよく分からないけれど、余韻を残しながら、幕。

　最後、汐も死んでしまった世界の朋也はどうなったのか、とか思うんだけど、これはこれでありなのか。渚や汐の命を翻弄し続けた町が起こした最後の奇跡。朋也の集め続けた光の玉が奇跡を起こした、ということなのですかね。

　EDではようやく風子と汐が登場。何というかOPも主題歌は変わらなくていいので、映像が変わってほしい気もしましたが。ただ物語はあの坂の下から動いていなかった、学生時代が始まりであった事を考えると、意味がありそうですが。

　そういえば今回第一期OPで花畑を駆ける汐とか、森の中に立つ風子とかの映像が。第一期からこれを狙っていたんですな。計算尽くされた話というわけですね。勝平ルートや、幸村ルート、秋生＆
早苗ルートはカットされましたけど、都合４４話なので、５０話構成なら何とか入れられたようにも思えます。それはちょっと残念。

　次回は番外編。木の下には光の玉ではなく、女の子が寝ているはずです。

　ともあれトータル１年近く楽しませてもらいました。スタッフとキャストに、ありがとうございますと言いたいですね。

　是非次はリトルバスターズ！を。芳野さんの中の人には引き続きご出演願いますｗ