ゼロレクイエム。すべてはルルーシュとスザクの約束の為に。

さらばルルーシュ、ゼロ最後の日！？

さよならスザク、さらば戦いの日々

そして・・・コードギアス最終回！万感の想いを胸に全力で刮目せよ！

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume04 (Blu-ray Disc) (2008/11/21) 福山潤水島大宙 商品詳細を見る

　終わってしまったなぁ…。全て二人だけで背負い込んで歴史の闇へと消えたルルーシュとスザク。

　相当不器用で最後まで意地を貫き通したというところか。

　結局ルルーシュは誰にも甘えることなく逝ってしまったのだろうか。主人公が最後に死ぬアニメは珍しいとは思うが、死ぬ以外にある意味ハッピーエンドとしか思えない終わり方になるのってなぁ…。うたわれるもののハクオロとかとは全然違うし。もっとずっと前に軌道修正が出来ていれば、こんな結末はなかったような。

　結局、人間て憎しみや怒りとかが原因で、力強く生きていく、とでも言いたげな展開だった。誰か一人が悪を背負って生きる。まるでFate hollow/ataraxiaのアンリ・マンユのようだなｗ

　本来、絶対君主が暗殺されたら、まずすぐ身内の権力争いとか、抑圧されていたための叛乱とか起きそうだけど、それを防ぐためにも、世界を戦争が嫌になるほど争わせ、最後はルルーシュに取って代わる誰か特定の人物ではなく、記号であるゼロに暴君を止めさせたというのは、計算…なんだろうな、きっと。


　全ての怒りや憎しみと共に。結局ルルーシュは誰が救えてやれたのか。案外先に死んでいったシャ
ーリーだったり、ロロだったりするかもしれないな。最愛の守りたかった妹にすら誤解されて死ななければならなかったのは、仮面を被り続けるにしても辛かったろうに。最後に、ナナリーやカレンには分かってもらえたようで、せめてもの救いだが。

　やたらしんみりとした終わり方ではあったけど、コードギアスとしては、この終わり方はありではないかと。でも憎しみで人間が一致団結するなんて、皮肉的以外なんでもないんだが。ルルーシュは人類の人柱になって死んでいったというわけか。

　さて、その後。他のメンツの未来はそれなりにいいものらしい。どういう因果かジェレミアとアーニャが一緒にオレンジ畑にいたのは吹いたwwww

　そういえば、ジェレミアのポジションは、一期のギアスをかけられていたときと同じ、ゼロを全力で見逃して、凶行を完遂させた。あるいみ繰り返しだ。

　扇とヴィレッタの結婚式。星刻は見当たらなかったけど……テレビ中継の時には星刻のナイトメアフレームあったし、みんなは一体どうなったのだろう…。

　そして、C.C.はまた旅に出る。そういえばC.C.の本名って何だったんだろう…。

　およそ2年近く楽しませてもらった。終わり方が少々寂しいし、詰め込み過ぎにも思えるが、ジェットコースターアニメだっただけに、この終わり方はありだろうな。

　スタッフ、キャストの方々、お疲れ様でした。またこういう作品に出会いたいものですね。