フロンティア船団内の資源はいよいよ窮乏してきた。
食料は配給性になり、酸素は低下しつつあった。
そんな中、アルトはＶ型感染症をわずらうシェリルに手料理をふるい、
つかのまの安らぎの時を過ごす。
だがその直後、アルトはビルラーと三島から
バジュラの生態とランカの歌の秘密を聞き…

マクロスF(フロンティア) 4 (2008/11/21) 中村悠一遠藤 綾 商品詳細を見る

いよいよ大詰め。最後の戦いの前の静謐な一時ですね。

ランカの歌のメカニズムが明らかに。そしてバジュラという生命体の存在理由、その存在の仕組みも明らかになる。

まさかバジュラひとつひとつが、脳のニューロンみたいな役割を果たしていたとは…。なので一匹のバジュラが、全体に武器の耐久性などを伝達できる、という仕組みなのね。一匹にして、全という感じか。

大ハシャギのシェリル。そしてバジュラの母星についたものの、バジュラやさらにアイくんにも襲われ、人類には裏切り者扱いされ。

両ヒロインの明日は暗澹たるものですね。シェリルは薬を飲まなくなったのかな？　とすると今も微熱とかに苦しんでいる事に。少なくともバジュラが滅びないと、シェリルは歌うのを止めることは出来ないわけだし。案外シェリルのイヤリングの石が、V型感染症の特効薬になったりは…しないのだろうか。
どうにか救われるEDが見たい。

ランカ、ブレラはお互いの事を思い出していた。そして第117調査船団で起きた悲劇。バジュラとの共存をしていた？　謎は明らかになるのだろうか。

ブレラはグレイスによって機能停止に陥れられる。ランカは一体どうなるんだろう。

そして、アルトは愛ゆえにランカを殺す道を選ぶ。誰かを守るために誰かを殺さなければならない戦いへ。

果たして、自分が望んだ道は、この戦いの道だったのだろうか…。

アルト、ルカ、クラン。母星で次回最後のバジュラとの戦いに。生き残るのはどちらだ…。