やはり、奈須作品はバトルがあってこそ、とも思える。いやなくても面白いんだけれどね。
冒頭藤乃の陵辱シーンから始まりますが、あの話を映像にするとここを起承転結的に最初にもってこざるをえないよね。
浅神藤乃と黒桐幹也の再会。というかどんだけこの男は無意識のうちに婦女子とフラグを立てているんだ…( ゚д゚ )
出会いではなく再会。中学時代の先輩と後輩だった模様です。さて事件は藤乃が自分を陵辱した犯人たちを殺し、逃げた犯人の一人を追いつめていくうちに暴走するという、ある意味間違っているカタンなあらすじ。
バットで殴られたことによって、無痛症から痛覚を取り戻し、人間となった藤乃。その痛みを自覚し続けるため、彼女は人を殺し続ける。
人を捻じ曲げたりするシーンとかやたら力が入ってたな。というか最後に至るまで坂本真綾と能登かわいいよ能登の演技の共演が素晴らしい(*´Д`)
能登麻美子は、キャリアも積んで昔より確実に演技力も上がって来てるし。ちょっとイッた状態で電話してるところとか、殺されそうになっている悲痛さ、喀血するところとか、普通の女の子がちょっとおかしな方面に転がってしまったのが、よく表現できていると思う。
凶れええええぇぇぇ!!は本当にすごいインパクト。文字にすると本当に禍々しい。橋ひとつ丸ごと捻じ曲げるんだから、ものすごい能力者だ。
勧善懲悪とはいかないものの、藤乃も式と戦ってとりあえず生きていられたし、話の辻褄、伏線の見事さはさすがは奈須きのこ。まさか藤乃が●●を患っているとは…。
で、最後は式の昏睡状態から目覚めての初めての笑顔で終幕と。これから第一章の俯瞰風景へと繋がっていくわけですね。霊体掴める腕とかついて。
次回はまたも過去の話ですが、伽藍の洞はDVDになるのはまだ先かな。
鮮花も今回少し出てきました。幹也に鮮花。親のネーミングセンスすごいわ。それでいて結構いい名前だと思う。
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