ひぐらしの泣きシナリオこと目明し編。ついにそのラストへ。
雛見沢症候群の特効薬を持ってきた梨花との戦い。実にあっさり決着がついてしまいますが、包丁で自害するところの梨花の顔がスゴいです(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
沙都子殺害シーンは思ったより血が出なかったな。腕しか刺してなかったのか…。自制したように思えます。アニメでもざっくり血が出まくって、失禁までしてたしね。
目明し編は、綿流し編の裏側に見えて、実はそうでなかった、というオチはまだこの時はおぼろげですね。
心の中の詩音も救った圭一の勇姿。その後綿流し編と同様に死んでしまったのは残念ですが。
なんだかんだいって、詩音と魅音は一緒なので、詩音もすごく女の子だったんだなと実感。懺悔しながら死んでいくところは、やはり綺麗でした。
全編通して思ったより、グロ描写は控えめだったような。ただ最終話の構成は、ゲーム版の方がしっくりくるような。映像化や画にされた方が確かにイメージを具現化して、捉えやすくはなるのだけれども、最後のシーン辺りは、原作の流れをむしろ推奨したい。
とはいえ、最後は詩音の墜落死した顔で〆る辺りは、なんともひぐらしらしいと言えば、らしいのかもしれない。
とくに、泣きゲーと言われる目明し編を象徴する台詞「生まれてきて、ごめんなさい」は見開きにして、終わらせる価値はあったように思えます。ページの構成的に難しかったのかな。
およそ2年の連載が続いた目明し編。続いて皆殺し編と祭囃し編が同時に連載開始だとか。同時に進行しちゃうとネタバレ感がありますが、若干終わる時期もずれるんだろう。祭囃しの爽快感は、皆殺し編の悪夢のような展開を知っているからこそ味わえると思うのですが。
方條ゆとりの画は女の子も可愛いし、グロいのもインパクトあるし。他の作品に携わったのなら、読んでみたいと思いました。
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